新穂高ロープウェイへ高山から:料金・バス・ツアー(2026)
文 Takayama Gifu 編集部 · 更新 · 19 分で読めます

新穂高ロープウェイは高山市の中、奥飛騨温泉郷の一番奥にあります。だからツアーに申し込まなくても行けます。高山濃飛バスセンターから濃飛バスがほぼ1時間に1本、予約不要、片道2,200円。1時間40分ほどで山麓の新穂高温泉駅に着きます。2本のロープウェイを乗り継ぐ往復乗車券は3,800円で、駅で買います。これが一番安い行き方で、ほとんどの人にとって正解です。ツアーが値段に見合うのは、飛騨の里と鍾乳洞を同じ日にまとめたいとき、シーズン中に上高地も一緒に回りたいとき(上高地は11月16日から4月中旬まで閉山)、そしてバスの時刻を気にしたくないときです。以下はすべて2026年11月4日に確認しました。
結論を先に
| 濃飛バス+乗車券 | 濃飛バスのWEB限定プラン | 乗合の日帰りツアー | 2日フリー+ロープウェイ | |
|---|---|---|---|---|
| 費用 | バス往復4,400円+ロープウェイ3,800円=8,200円 | 大人8,500円、小人4,300円 | 1人あたり。当日の価格は商品ページで | 大人7,700円、小人3,850円(2日間) |
| 一日の流れ | 始発6:00、高山直通の最終は16:55 | 2日間バス乗り放題、ロープウェイ、ミールクーポン、入浴1回 | 高山駅から8〜9時間ほど | 2日間、奥飛騨の温泉地を乗り降り自由 |
| 向いている人 | ほとんどの人 | 日帰りで風呂と昼食も済ませたい人 | 飛騨の里・鍾乳洞・ロープウェイを一度に。シーズン中は上高地も | 奥飛騨に1泊する人 |
| 弱点 | 1時間に1本の時刻表を気にする | 3日前16:00までにWEBで予約 | 時間が固定、山頂滞在が短い | バスに複数回乗らないと元が取れない |
料金・営業時間・2本のロープウェイ
乗るのは2本のロープウェイで、間に短い徒歩連絡があります。第1ロープウェイは新穂高温泉駅(標高1,117m)から鍋平高原駅(1,305m)まで約5分。歩いてしらかば平駅(1,308m)に移り、第2ロープウェイの2階建てゴンドラで約7分、西穂高口駅(2,156m)へ。運営会社は「日本で唯一の2階建てゴンドラ」と案内していて、歴史ページによれば1998年の第2ロープウェイリニューアルで日本初の2階建てを導入、2020年に新型ゴンドラに更新しています。全長は約3,200mです。
| 乗車券(大人/小人) | 往復 | 片道 |
|---|---|---|
| 第1・第2連絡(新穂高温泉〜西穂高口) | 3,800円/1,900円 | 2,400円/1,200円 |
| 第1ロープウェイのみ | 700円/350円 | 500円/250円 |
| 第2ロープウェイのみ | 3,700円/1,850円 | 2,300円/1,150円 |
小人は小学生。未就学児は大人同伴で無料です。6kgを超える荷物は手荷物券が要り、第2ロープウェイで往復1,000円、片道500円。往復券の往路は発券日当日のみ有効ですが、復路は発券日から3日間有効なので、山頂側での宿泊もできます。第1は毎時00分・30分発、第2は毎時15分・45分発で通年運行。強風や定期点検では運休になることがあり、公式サイトのトップページに運行状況と山頂の気温が毎朝出ます。営業時間は奥飛騨温泉郷観光協会の案内で4月〜11月が8:30〜16:00、12月〜3月が9:00〜15:30。日付ごとの正確な始発と最終は公式サイト料金ページの季節時刻表(画像)で。乗車券を扱う提携サイトはないので、窓口で買うか、公式のWEB前売券を使います。
西穂高口駅は屋上が展望台、2階にレストランと売店、外に「頂の森」の散策路があります。この眺めはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星。西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳がぐるりと囲みます。ロープウェイ全体で2〜3時間を見ておくと、往復の乗車、山頂の散策、コーヒー一杯まで収まります。

新穂高から見た雲海の上の穂高連峰、2025年11月。写真:lumoplank、CC0、ウィキメディア・コモンズより。
高山から濃飛バスで
高山〜新穂高線は普通の路線バスなので、高山と平湯から乗る分には予約はありません。バスセンターの窓口か券売機で切符を買い、閉まっていれば車内精算です。新穂高ロープウェイまで片道2,200円(小人1,100円)、平湯温泉まで1,600円(800円)。濃飛バスの英語ページでは1日約15便、ほぼ1時間おき、高山発は始発6:00、最終18:40。平湯で乗り換えずそのまま新穂高まで走ります。所要は便により1時間35分〜1時間45分ほど。環境省の新穂高ルート時刻表2026〜2027では、たとえば平湯10:40発がロープウェイ11:16着、ロープウェイ9:16発が高山11:01着です。
帰りのほうが大事です。ロープウェイから高山まで直通する最終は16:55発、高山18:31着。17:55発と4月〜11月運行の18:35発は平湯止まりです。上高地へ行くなら平湯温泉で降りてシャトルバスに乗り換えます。
往復切符より得なきっぷ。 濃飛バスの高山・新穂高2日フリー乗車券は4,400円(小人2,200円)で、ちょうど往復運賃と同額。途中の平湯、福地、新平湯、栃尾で降りても追加なしです。奥飛騨まるごとバリューきっぷはこのフリー乗車券にロープウェイ1往復を付けて7,700円(3,850円)、別々に買うより500円安く、3日間なら8,200円。上高地・奥飛騨版は平湯〜上高地の往復を加えて10,500円(5,250円)で、上高地の開山期間中(2026年は4月17日〜11月15日)だけの発売です。濃飛バスエリアフリーきっぷ(3日間8,000円)はこの路線に加えて白川郷の予約制以外の便も対象で、その注意点は白川郷の記事に。そして濃飛バス自身のWEB限定プラン「日本一を巡る!新穂高ロープウェイと選べるランチ&スパ」は大人8,500円、小人4,300円で、2日フリー乗車券、ロープウェイ往復、ミールクーポン1,000円分、温泉入浴1回をセットに。2027年3月31日まで毎日(ロープウェイ運休時を除く)、5番乗り場発、利用日の3日前16:00までにWEBでクレジットカード決済が条件です。バスセンターの乗り場と市内循環バスは市内交通のページに。
車なら。 ロープウェイの駐車場は新穂高温泉駅に約160台、鍋平高原に約550台(降雪期の11月上旬〜4月下旬は閉鎖)、乗用車800円/6時間、予約不要。高山駅前のレンタカーは12月〜3月は冬タイヤ装着。中部国際空港から乗ってくるならDiscoverCarsのセントレア発レンタカーで比較を。上高地は通年マイカー規制なので、車でもその区間は平湯からのシャトルバスです。
ロープウェイ込みのツアー
高山発、上高地と一緒に。 Klookの高山発 新穂高ロープウェイと上高地 日帰りバスツアーは、高山駅発の乗合バスでロープウェイと上高地の散策を組み合わせたもの。上高地の開山期間、つまり4月中旬〜11月15日にだけ意味があり、それ以外の日は出発設定がありません。
高山発、通年の見どころで。 Viatorの高山発1日ツアー:飛騨の里・鍾乳洞・ロープウェイは9:00にJR高山駅改札外に集合、英語ガイド付きで約8時間、最大20人。移動、飛騨の里、飛騨大鍾乳洞、ロープウェイ往復が含まれ、昼食は含まれません。バスでも行ける日にあえてツアーを選ぶ価値があるのはこれで、公共交通ではつなぎにくい3か所を一日にまとめます。
名古屋発。 Klookの名古屋発 新穂高ロープウェイ日帰りバスツアーは名古屋駅8:15集合で、鍾乳洞と昼食込み。大阪・京都発はKlookの大阪・京都発 新穂高ロープウェイと高山 バスツアーが京都駅か新大阪から乗車。どちらも長い一日です。ツアー一覧は出発地ごとにまとめています。
貸切。 ロープウェイと上高地を回る運転手兼ガイド付きの貸切プランは提携サイトにありますが、見つけた商品はどれも2026年11月4日時点で掲載を確認できなかったため、ここではリンクしません。確認できしだいツアー一覧に載せます。提携サイトの価格は日付と人数で動くのでここには書きません。商品ページに当日の価格があります。
標高2,156mの冬

雪に覆われた針葉樹の上を行くゴンドラ、2007年11月。写真:663highland、CC BY 2.5、ウィキメディア・コモンズより。
ロープウェイは冬も動きます。閉まるのは上高地行きのバスと峠道で、ここではありません。12月〜3月は観光協会の案内で9:00〜15:30と一日が短いので、午前のバスで。公式FAQでは西穂高口駅と新穂高温泉駅の気温差は約6〜10℃、11月4日朝のトップページは山頂「晴れ、1℃」でした。真冬は氷点下にかなり下がり風も出ます。滑りにくい靴、手袋、風を通さない上着が装備で、運休の主因は強風なので、バスに乗る前にトップページを確認してください。12月下旬〜3月、積雪次第で、山頂駅横の「頂の森」に職員が除雪で切り開く「雪の回廊」が現れます。全長約240m、壁の高さ約3m、ロープウェイ運賃以外は無料。1月なら同じバス路線上の高山側の冬の見もの、平湯大滝結氷まつりと組み合わせられます。日程はイベントカレンダーに。
奥飛騨の温泉を足す
バスは平湯、福地、新平湯、栃尾、そして新穂高と、5つの温泉地を縫って登ります。2日フリー乗車券ならどこで降りても無料。組み合わせるなら平湯が自然で、高山から1時間、上高地シャトルの発着点でもあり、ターミナルから歩ける範囲に日帰り入浴と旅館があります。濃飛バスのWEBプランには入浴1回が付きます。日帰り入浴は確認できしだいリラックスに、旅館は宿泊ハブに載せます。谷で一泊するならアゴダで奥飛騨温泉郷かBooking.comで高山を奥飛騨で絞り込んで。
予約する
- 3か所を一日で、時刻表なしで: Viatorの飛騨の里・鍾乳洞・ロープウェイ1日。
- ロープウェイと上高地、4月中旬〜11月15日: Klookの高山発 新穂高ロープウェイと上高地。
- 自分で運転: 市内交通のページの駅前レンタカー、空港発ならDiscoverCars(セントレア)。
- 名古屋・大阪・京都発: 上のKlookのバスツアー。または先に高山へ来て(高山への行き方)、ここから3分の1の値段で。
- それ以外の人: 2,200円の濃飛バスと駅で買う3,800円の乗車券。奥飛騨に泊まるなら7,700円のまるごとバリューきっぷに、宿泊ハブ、アゴダ、Booking.comの旅館を。
よくある質問
新穂高ロープウェイの料金は? 第1・第2連絡で大人往復3,800円、片道2,400円。小人1,900円と1,200円。未就学児は無料。6kg超の荷物は往復1,000円。
ツアーなしで高山からどう行く? 高山濃飛バスセンターから濃飛バス、片道2,200円、6:00〜18:40にほぼ1時間おき、予約不要。所要約1時間40分。
帰りの最終バスは? ロープウェイ16:55発、高山18:31着。それより後の便(17:55発、4月〜11月の18:35発)は平湯止まり。
乗車券はネットや提携サイトで買える? 提携サイトでは扱っていません。駅で買うか、公式のWEB前売券ページで。
冬も運行している? はい、通年。12月〜3月は営業時間が短く(観光協会の案内で9:00〜15:30)、強風で運休することがあります。山頂の雪の回廊は12月下旬〜3月。
上高地と組み合わせられる? 上高地の開山期間中だけ。2026年は4月17日〜11月15日。平湯でシャトルバス(片道1,500円、往復2,800円、約30分)に乗り換えるか、上のKlookの乗合ツアーで。
お得なきっぷは? 4,400円の2日フリー乗車券は往復運賃と同額。7,700円の奥飛騨まるごとバリューきっぷはロープウェイ込みで別々より500円安い。JRパスはどれにも使えません。
出典
2026年11月4日確認。
- 新穂高ロープウェイ、営業案内・料金(往復3,800円/1,900円、片道2,400円/1,200円、第1のみ700円/500円、第2のみ3,700円/2,300円、「第1ロープウェイ 毎時00分・30分発」「第2ロープウェイ 毎時15分・45分発」、通年運行、「天候不良・定期点検の場合、運休することがあります」):shinhotaka-ropeway.jp;英語版料金ページ(6kg超の手荷物券 1,000円/500円、未就学児無料、小人は小学生):shinhotaka-ropeway.jp/en
- 新穂高ロープウェイ、施設案内(各駅標高1,117m・1,305m・1,308m・2,156m、屋上展望台、2階レストラン・売店、頂の森、しらかば平約550台):shinhotaka-ropeway.jp;新穂高ロープウェイについて(「日本で唯一の2階建てゴンドラ」、ミシュラン・グリーンガイド二つ星、槍ヶ岳・穂高岳):shinhotaka-ropeway.jp;ロープウェイの歴史(1970年7月15日開業、1998年「第2ロープウェイリニューアル 日本初の2階建てゴンドラ」、2020年の更新):shinhotaka-ropeway.jp;よくある質問(「西穂高口駅と新穂高温泉駅とでは気温が約6~10℃違います」、強風時の運休、復路3日間有効、WEB前売券):shinhotaka-ropeway.jp;駐車場・アクセス(約160台と約550台、乗用車800円/6時間):shinhotaka-ropeway.jp;2026年11月4日のトップページ山頂情報(晴れ、1℃、両線営業中):shinhotaka-ropeway.jp
- 奥飛騨温泉郷観光協会、新穂高ロープウェイ(英語版。全長3,200m、2,156m、4月〜11月 8:30〜16:00、12月〜3月 9:00〜15:30、冬の雪の回廊、西穂高岳・槍ヶ岳・笠ヶ岳):okuhida.or.jp
- 岐阜県観光連盟、頂の森 雪の回廊(新穂高ロープウェイ)(全長約240m、高さ約3m、12月下旬〜3月・積雪状況による、ロープウェイ運賃以外無料):kankou-gifu.jp
- 2本のロープウェイの延長と所要時間(573m・5分、2.6km・高低差848m・7分、日本初の2階建て):Wikipedia(英語), Shinhotaka Ropeway
- 濃飛バス、高山~平湯・新穂高線(新穂高ロープウェイまで2,200円/1,100円、平湯温泉まで1,600円/800円、高山・平湯からは予約不要、「上高地へ行かれるお客様は平湯温泉(HO37)で降車、お乗り換え下さい」):nouhibus.co.jp;英語版(「Nohi Bus operates its service once about every hour from Takayama」、約15便、高山発6:00〜18:40、ロープウェイ発6:01〜18:35、窓口・券売機・車内での購入):nouhibus.co.jp
- 環境省中部山岳国立公園管理事務所、Kita Alps Traverse Route 新穂高ルート時刻表 2026〜2027(2026年4月1日〜2027年3月31日、2026.08.05制作。平湯10:40発→ロープウェイ11:16着、ロープウェイ9:16発→高山11:01着、ロープウェイ16:55発→高山18:31着、17:55発は平湯18:28止まり、18:35発は「4/1~11/30 期間運行」):chubusangaku.jp(PDF)
- 濃飛バス、お得な乗車券(高山・新穂高2日フリー乗車券 4,400円/2,200円、奥飛騨温泉郷2日フリー乗車券 1,800円/900円):nouhibus.co.jp;奥飛騨まるごとバリューきっぷ(高山発2日間「大人7,700円/小人(小学生)3,850円」、3日間8,200円/4,100円、「新穂高ロープウェイ(第1、第2ロープウェイ)1往復乗車券」、上高地版10,500円/5,250円と11,000円/5,500円、「2026年4月17日~2026年11月15日まで」):nouhibus.co.jp;濃飛バスエリアフリーきっぷ(8,000円/4,000円、3日間、平湯・新穂高線を含む):nouhibus.co.jp
- 濃飛バス、日本一を巡る!新穂高ロープウェイと選べるランチ&スパ(8,500円/4,300円、2日フリー乗車券、ロープウェイ往復、「ミールクーポン 1,000円分」、入浴1回、⑤番乗り場、2027年3月31日まで毎日「新穂高ロープウェイ運休時を除く」、WEB限定、「ご利用日の3日前の16:00までに予約・クレジットカード決済」):nouhibus.co.jp
- 濃飛バス、平湯~上高地線(「2026年4月17日~11月15日までです」、片道1,500円/750円、往復2,800円/1,400円、約30分、「上高地は通年マイカー規制を行っております」):nouhibus.co.jp
- 提携サイトの商品情報は2026年11月4日に各サイトの検索結果と同一商品の第三者ミラーで確認(提携サイトの商品ページは自動読み取りを拒否):Klook 106936(高山駅発、ロープウェイと上高地)、Viator 9582P74(JR高山駅改札9:00集合、約8時間、英語ガイド、最大20人、飛騨の里・飛騨大鍾乳洞・ロープウェイ往復込み、昼食なし)、Klook 100483(名古屋駅8:15、鍾乳洞と昼食)、Klook 86000(京都駅または新大阪)。含まれる内容、所要時間、価格は予約当日の各商品ページの記載が基準。
- バスセンターの乗り場、駅前レンタカーと冬タイヤは市内交通で確認。地図の座標も同ページのもの
写真
トップ:青空と森を背にした第2ロープウェイの2階建てゴンドラ、2018年6月。写真:Alpsdake、CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズより。本文の写真は各画像の下に出典。